支援制度活用レポート2【キャリアエントリー制度】
4年目に新たな飛躍を信じて、チャレンジ
大学の卒論は不動産の証券化について、しかも就職活動の時期は証券化に関する法律が整備されるなど、折しも不動産ファイナンスの黎明期。何年か先には必ず不動産ファイナンスの仕事に就きたいという夢を抱いて、入社しました。配属された新宿支店では企業への融資案件の審査や企業格付などの審査業務を担当。ここで、決算書の見方など金融ビジネスの基礎をみっちりと学ぶことができたのは、大きな収穫でした。
そして入社4年目を迎え、キャリアエントリー制度を利用して不動産ファイナンスの仕事にチャレンジするのは“今だ”と決心。上司に相談したところ即座に“頑張って挑戦しなさい”と積極的に後押しいただきました。
2007年4月から、まず不動産営業部の不動産ソリューション室に配属され、「ノンリコースローン(非遡及型融資)」の組成を担当。このローンは通常のローンとは異なり、借入企業の返済責任が全資産に及ばず、案件にかかわる担保物件のみに限定されています。プロジェクトには出資者やデベロッパーなど関係者が多く、利害を調整して案件を組み立てるのは大仕事。それだけに、案件が無事に成立したときには大きな達成感を味わえました。
金融のプロフェッショナルを目標に次のステップへ
2008年5月、いよいよ現部署に異動。今度は前職の不動産営業部が組み立て、まとめあげてきたノンリコースローン案件の内容を検討・審査し、契約書を作成する業務を担当しています。前部署では審査を突破するために苦労していただけに、審査に臨む気持ちは複雑。案件を審査するポイントは、まず不動産の鑑定評価が妥当なものかどうか。次に設定する賃料が適正水準にあるか。案件にかかわる各プレーヤーの信用力はどうか。さらに不動産市況の今後の予測は、など多岐にわたります。
とくに新築マンションなどの開発型案件では市況の読み方が重要。建物が完成したときにバリューが2倍になったり、あるいは2分の1になることも稀ではないからです。
不動産ファイナンスは数多くの案件を手掛けた経験がものをいう、奥の深い仕事。ようやく自分なりの案件の見方、プロジェクトの進め方がわかりはじめたばかりです。これからも先輩たちを目標にキャリアを磨いていきます。
